0608

嫌いのものがどんどん増えていくのが嫌だった。歳をとるにつれ壁を作り拒絶しまるで世界中の人間に嫌われているかもしれない、なんてしょうもない妄想を作り上げ勝手に怯える。そんな人間は決まって「私のことなんか全然わかってないくせに!」と声を荒らげるのだ。

わかるわけがない。だって君も他人のことを理解しようとしてないじゃないか。図星をつかれた君は見る見るうちに顔を赤くしていく。最低、とシャツにかけられたコーヒーは幸い生温かった。

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